バブル期のテレビ

雑誌はともかく、漫画単行本を捨てたり売ったりすることに抵抗がありまして、今まで先延ばししてきた
人生初めてとなる単行本の整理をしておったところ、小学生時分のVHSビデオが出てきたので、
いいかげんデジタル化しておこうかと思い、HDDレコーダーに繋いでダビングしつつ見ていると
(5年前のキャプチャーボードでPCに640x480・mpeg2取り込みするより、SDサイズ・h.264の方がクッキリしてた)


ドラクエ4(もちろんFC版)のエスターク戦→ダイの大冒険 4話(アバン先生登場の回 91年11月)
→第15回 ウルトラクイズ 4週目(91年11月)→Mr.マリック 超魔術III(89年10月)


という内容だった。何が好きだったか分り易すぎる…


気になった点としては、女の人の前髪がバブリーで眉毛が太い。スタジオの笑い声が今ほどはわざとらしくない。
TVスタッフのツッコミや状況説明テロップがウルトラクイズで数回見られる。宮沢りえが若い。
志村けんの髪は既に無い。ちからこぶる。
などである。


やっぱ、ウルトラクイズは第15回のジャストミート田中、クイズおたく能勢、ビンボーのキャラが強烈で
すごい印象に残ってるんだよな。次点で第17回のナースキャップ。
91年というと宮崎某の事件から2年後になるわけだが、優勝候補に名付ける程度には「おたく」という言葉の
忌まわしさが薄れていたということだろうか。興味深い。


しかし、自動的に送られてくる番組表を使って録画するのが当たり前の世代には、ビデオの最後の方見たら
目的の番組の後に放送されたドラマだのニュース番組だのが中途半端に色々残ってて意外と面白いという
感覚を知らないんだろうなあ。番組の延長や中止を機械が判断して録画時間変更したり録画しないとか、
最近の録画機能は大したもんだ。