ヤングサンデー(立ち読み)

 毎週尖ってたり、なんか悟ってる人に会って話を聞く「絶望に効く薬」なるインタビュー漫画を
山田玲司っつーおっさんが連載中なんだが、要約すると毎回ゲストの含蓄ある言葉に
オーバーかつ厨臭いコメントでリアクションする作品である。
ゲストはグリーンピースの人やら話題の脚本家やら世界回る人やら東京湾写真家やら、取材する相手は実に興味深い。
が、彼らの作中での台詞が比較的ありきたりで、ソレに対する作者の全肯定なリアクションがカンに触る。
作者がゲストの話を理解できなくてレベルが落ちてしまっているのか、
ヤンサン読者程度じゃこの程度の頭だろ? 的にレベルを落としてくれているのか(ある意味翻訳)、
ゲストが作者及び漫画読者相手に下げているのか。


人に言わせると山田玲司は痛いのが味らしいが、まあそんなに嫌いじゃないぞ。ガンガレ
でも、今週絶賛してるオッサンの格好よさは伝わってこない。あれじゃただの厨親父だ。