ドッグヴィル

監督:ラース・フォン・トリアー*1


ニコール・キッドマン超美人…(´д`*)ポワワン
声も可愛いし… (´д`*)ポワワン




…は、さておき。(´д`*)ポワワン

 内容は、公式サイトで予告を見ると粗筋とオチがほとんどわかっちゃうダメ予告なんで、
ネタバレを恐れず書いちゃいますと、保守的な貧しい村へ逃げ込んだ田舎暮らしに憧れるニコールが、
ガキンチョとサカったオッサンをきっかけとして、村のお手伝いさんから
奴隷になっちゃって、耐えかねた(微妙に違う)ニコールによって…
バッキューン、ダダダダダダダダ…ぎにゃー、ホロミー ヘルプミー
いやあ、実に気分爽k…ゲフンゲフン
と書くと、まあ寓話としてはよくありそうなネタだなぁ程度の感想ですが、見所は
笑えてさえくる(笑いを意識してんのかも)いじめの描写、売りである
ほぼ「白線でひかれただけのセット」と救いの無さ。
 簡易なセットでイメージするのは舞台の演劇ですが、個人的にあの腹から出す発声法が
嫌いなので、映像(マイク有)ならではの、ささやく台詞が可能な点で劇よりも好み。
また、白線は各家の壁を表すため、当然落ち葉や雪はその白線の外側のみキレイに集まるわけで、
そういった描写は面白く感じました。通常の映像では各家庭の壁があるため、
同時刻のある場面を表現したいときは必然的にインタールードというか、画面を一度暗転させて
「その時誰々は〜〜」とせざるを得ませんが、壁が無いということは遠くにカメラを置くだけで全てが見える訳です。
具体的に書くと、ニコールがオッサンにヤられちゃってる時、隣の家のいる村人は
(壁のつもりの)白線を挟んだ数メートル先で気づかないという奇妙な絵となり、実に面白い。
 映画館の利点としては、迫力はもとより雨の音(屋根なんぞは当然無いのだが)
が上のスピーカーのみで鳴ったりで奇妙な臨場感がある所でしょうか。
あと、上映時間が3時間なので尾てい骨には注意です。


 メイキングの方は役者がキレまくったり、ニコールが泣き崩れたり、
セットの片隅に作られた懺悔部屋もどきでは「この監督とはもう仕事をしたくない」と俳優に言わせたり、
ニコールも「お婆ちゃんに会いたい」発言をさせる程ヘコませるなど、えらい精神状態で撮影した様子が楽しめます。
美人が酷い目にあうのを見るのが好きなゲス野郎の僕としては、嬉しいやら同情するやら
せめぎあう感情で一段と(´д`*)ポワワン


しかしアレだね、金髪さんのスカーフ姉さんかぶりは激しく萌える。*2


ドッグヴィル スレ
『ドッグヴィル』 ラース・フォン・トリアー監督 独占インタビュー

*1:フォンはあるが、貴族なわけではないらしい

*2:サガフロ2のコーデリアとかも