パッション

Happy Birthday Jesus〜


ということで鑑賞。
ひたすら拷問され続けるマゾ映画という評判だったが、実際そんな感じ。わかりやすく例えると、
スーパーサイヤ人になる直前の悟空(イエス)がフリーザ(ローマ兵)に一方的にボコられてるのを
クリリン、その他(マリアと弟子)が延々30分見てるだけの進展が全く無い回」みたいな?
キリスト教徒っていう生き物には興味があるからイエス氏の生涯は簡単に知っているが、
彼らにとっては「こうあってほしい」ものがコレなのだろうか…。
ローマとユダヤによる異教徒(のちのキリスト教)への無理解と迫害、扇動と集団心理をここまで描いておきながら、
キリスト教が他文化へ同様の行いをしたことに対して、キリスト教徒は何も思わないんでしょうかね?
相手の身になって考えるとか、教訓として学ぶものはないんだろうか。
無神教信者としては非常に不思議である。


エス氏が実際に言ったかは確認のしようが無いが、ローマ時代に「神の前に平等」を説いたり
古代ギリシャは奴隷を持つ市民限定の平等だったような)
磔にされている際中、執行人に対して
「父よ、彼らをお許し下さい。彼らは何をしているのか分からずにいるのです」
なんぞと言えるんなら大したタマだ。嫌いじゃないぞ。


ところで、冒頭イエスの目の前にやって来たヘビはイエスに食われるのかと思った。
メタルギアのやり過ぎ)