米空母キティホーク、イージス艦フィッツジェラルド見物
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/57309.html
26日(金)深夜2時、室蘭に空母とイージス艦が来ていると知り、
1時間程度、経路や汽車の時間など下調べをした上で4時間ほど睡眠をとり出発。
キティホーク (空母)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%82%AF_%28%E7%A9%BA%E6%AF%8D%29
フィッツジェラルド (ミサイル駆逐艦)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%84%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%89_%28%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB%E9%A7%86%E9%80%90%E8%89%A6%29
最寄の駅に降り立って海に向かって歩くと、迷彩柄のジャンバー着て一眼レフカメラを首から吊ったいかにもな人ばかりかと思っていたが
お年をめされたご夫婦や、子供連れ、チャラい若者と非常にバリエーションに富んでいた。その中でも比較的目に付いたのは
タイミング的に戦時中生まれっぽい定年前後な雰囲気のおじいちゃん方。これが2007年問題で巷に溢れかえった暇なじじい共かと
温かい気持ちになったが、戦争を直接は経験していない元祖ミリオタの方々かと思うと畏敬の念すら湧いてくる。
これは確かに、人型ロボットに変形したら戦闘機は海にポロポロ落っこちそうだ。(「岸和田博士の科学的愛情」参照)
1セットとしては、僕の人生における目にした最高価格の物体かもしれない。
ファランクスのバルカンも砲身を一本一本外してメンテしていた。
F/A-18F(?) スーパーホーネット
蒸気カタパルト
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:FA-18C_launch_from_CVN-74.jpg
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:F-18.jpg
凄い眺めだ。AKDの式典でモーターヘッドが並んでいる様を思わせる。
一般客の入らないゾーンにはM16持った海兵がうろついている。海側を主に警戒していたようだ。
先っちょに「超」。きっと超凄い偵察をしてくれるのだろう。
空対空ミサイル サイドワインダー
股間のレイヴン氏でお馴染みなガトリングガン(商品名バルカン)。銃口に指突っ込む人続出でしたが、
映画っぽく「俺の右手とあんたの命…」ごっこやっても、銃身が回転して指がもげるだけだと思います。
キティホークからフィッツジェラルドに移動するとき、遠くでパンパン音がするので日本人がなんか悪さして
発砲されたのかなとワクワクしましたが、
風船で動物とか作るお兄さんが子供達にプレゼントした風船が割れた音のようでした。
八角形のレーダーと艦首に一門だけある大砲が実にイージス艦っぽい。
万一、西とか北の方から在日米軍基地にミサイル飛んできたら撃ち落してくれるんでしょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Lakeerie-sm3.jpg
機銃の足元は3cmくらいの金属板を3枚並べて防御してるようだ。一見大雑把だが、交換とかのメンテ性良さそう。
主砲先端のカバー(?)はハワイで見た戦艦ミズーリと同じく星模様だった。なんか決まってんのか。
ピシっと制服で決めたお兄さんが「俺の彼女」ことM14やら(シャーリーン、可愛いよシャーリーン)
M16、懐中電灯付ベレッタの解説をしていた。M14は狙撃仕様だということもあってけっこう重たい。
見物終了後、せっかくなので母校まで足を伸ばすことに。
サークル会館の裏を勝手に耕してトマト、キュウリ、ナス、カボチャ、ジャガイモ、ヒョウタン等を栽培した
我が農園も当然のごとく雑草まみれだった。
学食に潜入し、牛トロ丼S、チキン竜田丼S、味噌汁を食す。
美味ぇ。是非近所にも一軒欲しい。
書籍店をうろつくと、目がいっぱいある仮面をかぶった体長1mのクリオネが柱に貼り付けられており、
足元では漫画版エヴァのフェアが開催されていた。4年間住みましたが近海でリリンが釣れるとは知りませんでした。
腐女子関連の本が売れるのは男ばっかの理系大学だとしても納得できるところですが、
「池田大作の軌跡」がハードカバーの売り上げ第4位になっているのは何故……? あの学校に何があったんだろう。
まあ、関係ないからいいけど。
帰り道、繁華街を歩きながらバスターミナルへ向かうとスポーツ刈りのデカいアンちゃんがいるわいるわ。
すれ違う人の8割がUSネイビーとか、どういう状況だ('A`)
と思いましたが、よく考えたら10万人いない町に5000人規模の集団が来たらそれだけで人口の5%を
占めるわけで、その一部が町に放たれたとしても激しく納得のギブミーチョコレート。
目に付いた範囲ではコンビニと不二家が人気だった。空母のコックは甘いもの作ってくれませんか。
駅にはラジカセで音楽流してダンスしてる風な少年達が仲間内で話をしていたが、
USネイビーの前で踊るのは恥ずかしいのだろうか。さっぱり踊ってる気配がなかった。
次の日、とらのあな とメロブへ行ったついでにアメリカ海兵が来店したか聞いてみたところ
残念ながらレジの兄さんは見ていなかったようだ。
札幌まで出て来てる、見るからにUSネイビーな人はいたんだけどなあ。