友人の結婚式

結婚式及び披露宴というものは基本的にダルくて行きたくないものですが(特に職場関係)、
新郎に
「新婦の友達が全員チャイナドレス着てくるんなら出席してもいい」
と申したところ、
「一応、新婦に言っておく」
と前向きな返事を頂いてしまい、生まれて初めて楽しみとするに値する結婚披露宴が高校の友人により企画されました。
続いて新郎が言うには
「君達には余興をやってもらうから」
そして、発言と共にゾンビーズ動画のURLが。
小生、基本的に目立ちたがりでもないので全力で拒否しましたが、チャイナドレスを陳情して
発言力ポイントを消費し尽くしていたのと、友人の一人が妙にやる気だったので、なし崩し的にメンツに加えられてしまいました。
むぅ、こんなことなら、彼にニコ動だかようつべだか忘れたけどゾンビーズのURLを教えるんじゃなかった…


一度やると決まったなら気合入れてやる主義なので、ダンス曲と登場シーンのBGM選定、ニコ動のflvファイルを
デコードした上で左右反転させ振り付けのお手本動画にするなど、サントラコレクターとネット中毒パウワーを
遺憾なく発揮したりしなかったりしました。


当日。
結婚式は案の定教会であり、「チッ、似非キリシタンめ」とブツクサ言いながら到着するとロザリオ吊ったシスターがお出迎え。
むう、なんというご褒美。なんという、ごきげんようお姉さま。











結局、教会では新郎新婦を一枚も撮影することなく終わりました。
余興チームは一般参加者と違いリハーサルのため途中で抜けたため、女共を差し置いて嫁の投げる
ブーケをゲットする作戦が実行に移せなかったのが残念。


披露宴会場で進行のスタッフと話していると、どうやら彼は新郎から具体的な流れについて聞いていなかったようなので
大急ぎで司会に頼むべきアナウンス、BGM開始、切り替えのタイミング、スポットライトの位置などを色々相談。
15時間を越える練習の中でも「プロデューサーさん」と茶化して言われていた小生、頑張りました。



洞爺湖サミット仕様ビール


サミットに先駆けて来訪するVIPのため中心街はえらい警戒厳重で、リハーサルに間に合うかも不安だったよ…


ほんで披露宴



幕が上がるとガンバスターが出て来た。


式の最中流れるBGMも東方ボスBGMピアノアレンジ、アクエリオンOP、カウボーイ・ビバップOP、狼と香辛料ED、
新郎の一言では
めぞん一刻 ノンクレジット OP-5 「陽だまり」
http://jp.youtube.com/watch?v=lUWLbKyUJNc
を流し、内容も武装錬金OPの歌詞をふんだんに盛り込んだものにするという
「あー……、オタとカタギの結婚式ってこんなんになるのね」
という感じでした。
余興の模様はDVD化されるという話なので、楽しみにして待つことにします。
ちなみに、嫁の友人達は誰もチャイナドレス着ていなかったようです。騙された!!