食欲

担々麺レビューの直後にアレですが。
僕は肉がそれほど好きでなく、食生活も昔からジジ臭いと定評がある。また、いわゆる「腹8分」を越えて食べると
一定確率で腹痛を起こすという、肥満にならないパッシブスキルを幾つか習得している。
そして恐らくは、食事による脳内の「嬉しい」「快感」に類するホルモンの発生が少なめだと思われる。
そのおかげかBMIの数値は標準体重まで達したことがなく、高校、大学の頃買った服が10年以上たっても着られるのは、
お財布的にも大変喜ばしいことだ。
ただ、腰回りは一切変化していないというわけでもなく、20代前半に増加傾向を自覚したため、
新しく自衛手段を追加している。
まず一つは、脳が発する空腹信号は結構いい加減であることの自覚である。
口さみしいのか、胃に何か入れさえすればいいのか、塩分が欲しいのか、糖分が欲しいのか、
アミノ酸が欲しいのか、脂肪分が欲しいのか、なんとなく分析してみるのだ。
(このへんは、体が欲しているものを、空腹という形で脳が信号を出しているというネットで聞きかじった
 仮説に基づいているが正しい説なのかどうかは知らない)
今の小学校がどうなってるかは知りませんが、かつての土曜日は給食のない午前授業というやつで
掃除当番だった日には、空腹に苦しめられたものです。そしてJ-A少年のとった行動は水道水がぶ飲みでした。
思えばあの頃から、人体のセンサーはテキトーだと理解していたのだ。
そして現在、蒟蒻畑などカロリーの少ない専門の商品が売られておりますが、これの欠点は
食べたあと歯を磨いても、低カロリー甘味料の甘さが口に残ってあまり気分がよろしくないことです。
ならば、どうするか。蒟蒻畑の原点に帰り、スーパーで300g 100円程度のコンニャクを夜中に茹でて
そのままかじりついてみました。昼にうどんやパスタを茹でるときはだいたい150gなので、半分くらいが調度良い。
コンニャクの製法上(?)、数分茹でる手間がかかるのはしょうがないものの、低カロリー、低価格、後味残らず
で僕のニーズを満たしている。素晴らしい。
結果的に現在のところ、夜中の友トップスリーは昆布茶(系統)、ほうじ茶、こんにゃく丸噛りとなっているが、
我ながら、ジジ臭いというより謎の食生活だ。