昨日の「その時歴史が動いた」は柳田國男特集だったんですが、
http://www.nhk.or.jp/sonotoki/2006_11.html#02
一昨日から「知るを楽しむ こだわり人物伝」でも折口信夫特集始まってるんですよね。
http://www.nhk.or.jp/shiruraku/200611/tuesday.html
古きよき日本を啓蒙しようとする何者かの陰謀でしょうか。安倍さんとか。知らんけど。


柳田國男
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%B3%E7%94%B0%E5%9C%8B%E7%94%B7
折口信夫
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%98%E5%8F%A3%E4%BF%A1%E5%A4%AB


柳田國男折口信夫の名前を知ったのが、大塚英志原作「北神伝綺」、「木島日記」の嘘全開漫画というあたりが
お恥ずかしいのですが、両氏に行き着くのは
日本昔話→鬼太郎→メガテン→元ネタの神話、昔話に興味を示す→神話が生まれるに至った各国の歴史や風土に興味を示す
の一環として日本オタの真っ当な道筋だと思うのですがいかがでしょう。
オタの視点からの柳田國男の魅力というと、東方妖々夢の「おまけ」にある


>♪4.遠野幻想物語
>日本の山奥というと、柳田翁を思い浮かべてしまいます。
>アカデミックなのかオカルトなのか、ってくらいが良いんでしょうね。


ZUNさんの言葉に集約される気がします。



NHK教育の「知るを楽しむ」ですが、夏目房之介さんの存在を知ったのもこれの前番組「人間大学」でした。
コマ割りの効果であるとか、視線の動きを作者が誘導しているなどといった読み方はただ漠然と
読んでいた高校生にはえらく衝撃的だったものです。
ここ1年でも、柳田國男山田風太郎円谷英二などと興味深い人物の特集や世界史ネタなど目が離せません。