チョコレート・ファイター

http://www.chocolatefighter.com/


タイの格闘アクションはマッハ、トムヤムクンと当たりが続いてるので劇場まで行ってきた。
このジャンルは好きもののオッサン、兄ちゃんが一人で見に来る確率が高く、客層のマナーが良いので
1000円払うのにためらう必要がなくて助かる。


内容
少女がムエタイ、カンフーで男共をバッサバッサとちぎっては投げちぎっては投げする必然性を得るために
作者が少女に施した設定が、なんと知的障害を持たすことと来たもんだ。
年端もいかない女の子に暴力的なことをさせるため、世の創作者たちはあれやこれやとこじつけてきましたが
(改造手術をしてテロリストと銃撃戦させたり、魔法を付与してパンツ全開で空飛ばせたり色々)
こりゃびっくりだ。
「戦う無垢な少女」という存在を望む行為の、なんと業の深いことよ。
自分から格闘技学んじゃうような体育会系な女の子だと可憐さやら儚さが出しづらいから、
少女性と暴力を両立しようとするとやっぱアレよね。


アクション自体は、相変わらずのけが人続出撮影パワーで、見てる方が「アイタタタ」と洩らしたくなる
凄い出来でした。キックとか顔面にめっちゃ当たってるの。
日本人(阿部寛)が日本刀を手にした瞬間から無双が始まるところも面白かったな。
やっぱ、日本人に刀持たすと危ないわ。たぶんセット効果で無敵属性付いてる。