ヱヴァ序 1.11

バージョン1.01として既に発売されている「序」に手を加えたバージョンアップ版、1.11が
存在することを最近知ったので、そのうち借りて見ないとなぁと呑気にしていたものの、
ヱヴァ破 発売もあと3週間と迫り、レンタルショップの序が軒並み貸し出し中になる事態が
容易く予想できたので、ちょっと早いけど借りてきた。
在庫状況が自宅でもわかるツタヤオンラインさんは相変わらず素敵です。


【買っとけ! Blu-ray_DVD】第258回:[BD]ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 1.11 -AV Watch
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/buy/20090602_212186.html


にある通り、ノイズが無いことで3D部分の浮いた感じは、ややあったかもしれない。
でも、ハイビジョンに慣れると線がシャープで当たり前みたいな感覚になっちゃうから、
どちらか選ぶとしたらシャープな方をとってモニタかプレイヤーの調節でなんとかしたい。


劇場、地上波、今回の1.11で、序は3回見たことになるのだが、新たに思うところが幾つかあった。
新劇場版は大人が精神的にちょっと余裕を持っているおかげで、子どもたちに優しく接することが出来ている、と
評されますが、それに加えて子供を操る搦め手が達者になっている風に感じられた。
初代TV版は上からガッと抑えつけて言うこと聞かす感じで、新劇場版だとシンちゃんが自ら
行動を選択してるように思わせてるけど、大人連中が上手いこと誘導しているという
演出を意図的に強めているように思う。大人は汚い!!
(当時気付かなかっただけで、TV版もそういう演出してるのかもしらんけど)
あと、名もなきネルフスタッフを意識的に登場させることで、少年と少女だけで未来が決まるセカイ系っぽさを
薄めようと努力してるようにも感じた。