ハワイ時間 10/13(水)

最終日。
空薬莢を入れたまま手荷物検査を突破せねばならないという大仕事があるため、緊張気味。
折りたたみ傘の中に入れて金属に紛れさせるとか色々考えたのだが、X線の透過率やらそのへんで
どうせバレそうだから、下手に隠そうとすると余計怪しいかなと思い特に何もしないことに決定。
入れる場所もバッグを開けられてかき混ぜられちゃ、気持ちよくないので開けてすぐの所に配置。



検査員にとっ捕まる場面を人に見られたら非常に恥ずかしいので、念のため一番後ろに並び、
持ち込み禁止の看板にも「火薬類」とあるし大丈夫だろうと自分に言い聞かせつつ突入…
…機内に持ち込まない荷物の検査装置をアッサリ通過。
はて? 鉄砲が物珍しいジャップにはありがちなお土産だから慣れっこなのかな?
と、思っていたら機内持ち込み検査の時に来ちゃいましたよ、身体検査。
列から2メートルほど離れたところの、足跡マーク地点に立たされて両手を水平に広げ
まさぐられたり金属探知機で撫でられちゃいました。知り合いが大勢いる中で一人だけ
「ジャック、私飛んでるわ」(俺の魂とかも)
はかなり情けないので、
全ての検査は誰もいない所で受けるに限るということを学びました。
多分アレだ、カバン検査員がコンピュータに「怪しいヤツ」と入力してるか無線で知らせてるね。


空港の中に入ったら入ったで1時間以上暇なもんで、怪しい薫製やらジュース買ってウロウロしていると
戦闘機が3機飛び立つのを目撃。昔の千歳空港もそうだったらしいけど、旅客機が止まってるすぐ隣を使っちゃうんだねぇ。
せっかくだから写真に撮ろうとしばらく待っていると、また3機の離陸シーンに遭遇。




拡大。詳しい人は機種を判別してニヤニヤしてみてください。



コレ以降は、千歳の気温が4℃で温度差が20℃以上あったのと、13日の朝に出発したのに
19時間素っ飛んで、到着が14日の夜だってのがキングクリムゾンっぽくて面白かった以外は
大して面白いこともなく帰宅し、土産の記念撮影。



後日、
「お土産に買いたっかたのに見つからなかったんです〜」
と羨ましがられたミニ星条旗。はっはっは、陸軍博物館行けば売っていたのだよ。
…普通の女の子には行けませんが。
他には、マリンコ大好きアンクル・サム星条旗ポストカード。ごく一部の人に大好評。




見た目は梅干しっぽいが、味もやっぱり梅干しっぽい謎のドライフルーツ(?)。
異様な酸っぱさが家族に不評で、僕も一個試食してそれっきり。


真ん中
うん……すごく好きなんだ……ココナッツ。 ツルッ プチ プチッ
普通に珍味でおいしかったです。



マンゴー。生果物は税関で怒らるらしいが、乾燥するとセーフなのか?
面白味のない普通のドライフルーツ。



戦艦ミズーリペットボトルと怪しげなミックスジュース達。
3種ともカキ氷のシロップ味が強く、期待していたキウイ・苺ジュースも材料を判別できない怪しげな味で、
「ジャンクフードばっか食ってるから、アメ公の味覚はおかしい」という認識をますます深める結果に。




まとめ
始終ミリタリーと日本人ウォッチに時間を費やしたおかげで辛うじて充実した旅行となったものの、
興味深い歴史的建造物があるでもなし、料理があるでもなし、また来たいかと言われると激しく微妙。
観光地として20世紀始めに作られた「南海の楽園」(ハワイアンミュージックや半裸の姉ちゃんが
激しく腰を振って踊るフラダンスはアメリカ本土製らしい)のイメージを現地人はハワイ文化として
認めていないが、観光地として食っていくからにはやらにゃならん。という葛藤を想像すると
美しい青い海と空と、その生々しさのギャップにニヤニヤ出来るけど、別にそんなの求めてないし('A`)
一度だけ足を踏み入れたワイキキビーチでも泳いでる日本人ほとんどいなかったし(みんな日焼けしたいのか寝てる)、
なんともよくわからない島でした。



参考:裏辺研究所 歴史研究所世界史レポート 第3回 ハワイの歴史
http://www.uraken.net/rekishi/reki-sekai003.html


雑学:使える環境雑学
http://www.melma.com/mag/39/m00101239/a00000031.html