イメージ・アルバム 「リヴァイアサン 終末を告げし獣」 【amazon】

Sound Horizon revo氏の商業第3弾(?)。
http://sound-horizon.net/
正直なところ、なんでリヴァイアサンのイメージアルバムが出るのかがそもそも謎。
好きな作品だから、関連商品が出るのは喜ばしいことなんだが、何故revo氏?
あと、ジャケットの「さつき」がブサイク過ぎ。真鍋昌平の漫画に出てくるブスかと思った。
http://www.toranoana.jp/mailorder/cd/pickup/210006022339/210006022339.html
正しくは↓
http://img.7andy.jp/bks/images/i7/31313657.JPG


粗筋とか書こうとしたんだけど、麻弥さんトコの小説版紹介が実に良い感じだったので
書くの諦めてリンク貼っちゃう。
http://www12.big.or.jp/~meher/books/0206.htm
(下から2番目)
外国人を極端に嫌う「三つ目」、人間の遺伝子配列を記憶しているオッサン、
バラバラ死体から人間を復元できるジジイ(主人公の三溝耕平は5人の継ぎはぎ)と、
原作が「あの」大塚英志なのでキャラクターも魅力的で、衣谷氏の絵も好きだが
いかんせん連載雑誌がEATMAN終わっちゃったりDARK EDGEもよくわかんなく
なったりと散々な「ガオ」なため、あんまり知られていない作品と思われる。
他は読む価値無いという状態が、ガンガンにおけるハガレンに近いかもしんない。


リヴァイアサン 1 (1)電撃コミックス


曲の方は多国籍風味で、比較的静かめ。
僕はどちらかというと、原作は現代日本の世紀末感というか、
ドライなイメージを持っていたのだが、revo氏はオカルト部分の神秘性やら壮大さと
寂しさを強調して作ったようだ。…まあ、イメージアルバムっていうならキャラクター1人に1曲
あてがっていくのは普通だろうし、こんな感じにまとまるのもrevoさんらしくてよろしいんじゃないでしょうか。
べた褒めはしないけど、下手なアニメのボーカルアルバムやらサントラよりは遥かに良く出来た作品でした。



4月13日発売の「ELYSION 〜楽園幻想物語組曲〜」
http://61.199.33.219/info/musicinfo/soundhorizon/elysion_s.html
も期待して待つことにします。