前回の2007年のやつは

鶴岡法斎氏@日本オタク大賞マンガ産業論が元ネタだったんですが、
皆様、興味がおありなようなので少々引用などさせて頂きましょうか。
まず、ざっと見積もって350万人が2007年からの4年間で定年退職をすると考えられるそうです。
そして、これまでに定年を迎えていた、高度成長を支えた戦中・戦後生まれは趣味が仕事であったため
定年退職後に人生の目的を失ったりされていたようですが、ベビーブーマー達は趣味やスポーツなどに
生きがいを見つけられる世代であるため、いわゆる「老後の楽しみ」に金を使ってくれるだろうと、
新たな需要の発生に色々な市場が期待しているのだそうです。
引退することで他の余暇産業に触れ、彼らが漫画から離れることは考えられることですが
「日本人は少なくとも60まで漫画を卒業しない」ということを知った出版業界はターゲットを
彼らにしぼったりする世代別のマーケティングを行いそれぞれの雑誌を作ることで、
部数は出ずとも、堅い商売が出来ると考えられるとか。
「漫読歴40年」さんのような方々へも、通勤漫画とは違うライフスタイルを出版業界は
提案していくのではないでしょうか。